なくそう食品ロスプロジェクト

なくそう食品ロスプロジェクト
ドギーバッグアイディアコンテストネーミング部門受賞作品発表

最優秀賞

おあげんせバッグ
広畑 えみ 様(東京都)
大森 いずみ 様(北海道)
永瀬 光平 様(盛岡市)
山田 凌大 様(群馬県)

【ネーミング部門選定コメント】

「おあげんせ」(召し上がれ)という岩手の人ならだれもが知っている方言を取り入れ、親しみやすさや、相手に対する心づかいが感じられる岩手らしさが選定のポイントです。

優秀賞

ぺっこぱっく
角田 詩織 様(滝沢市)
コヤマ カオル 様(兵庫県)
梅川 英子 様(秋田県)
佐藤 敬子 様(盛岡市)

優秀賞

IWATE箱
(いわてばこ)
八重樫 由美 様(盛岡市)

ドギーバッグアイディアコンテストデザイン部門受賞作品発表

最優秀賞

盛岡市

千葉 未悠 様

【受賞者作品説明】

岩手県が全国に誇る「南部鉄器」、「麺」、「漆器」の3つを簡略化し、モノグラムにして配置しました。
「ドギーバッグを持ち歩くのが恥ずかしい」という意見があったので、グレー、赤、白の3色で構成し、シンプルで持ち歩きやすいデザインにしました。
外箱には持ち帰った日付を記入することができ、中箱には「フードロス削減にご協力いただきありがとうございます」というメッセージをつけ、消費者に次もまたドギーバッグを使用しようという気持ちにさせる目的があります。
またドギーバッグのまま食卓に置き食事をすることを想定し、食品の邪魔をしない薄い暖色を選びました。

【デザイン部門選定コメント】

シンプルなデザインながら「南部鉄器」「漆器」「麺」という岩手をイメージさせるモチーフを配置し、岩手らしさが伝わってくるデザイン。暖かみを感じるカラーリングが選定のポイントです。

優秀賞

花巻市

松下 瞳美 様

【受賞者作品説明】

1つの食品に様々な人達の努力や愛情が詰め込まれていることを表現したいと思い、生産者さんや岩手での生産・出荷量が多い食材をメインに、イラストをぎゅっと詰め込みました。派手なデザインの物を持ち歩くのが恥ずかしい人でもあまり気にならないように、内箱のデザインよりも外箱のデザインをシンプルにしています。内箱を取り出して生産者さんや食材のイラストを見たときに「手間暇かかっているのに残したらもったいない」という気持ちに繋がれば良いなと思います。

軽米町

下條 陽菜乃 様

【受賞者作品説明】

生産者の人たちががんばって食べ物を作っている所や、魚やにわとりや牛が、みんなのためにステーキやチキンややき魚に生まれかわっている所を書きました。

学生賞

北上市

吉田 明来 様

【受賞者作品説明】

秀衡塗りの装飾のをイメージした菱形のパターンの間に岩手県の伝統野菜である、地きゅうり、暮坪かぶ、芭蕉菜、山葡萄、畑わさび、岩手山梨、曲がりねぎ、橋野かぶ、早池峰菜、双子里芋をイメージしたイラストを配置しています。色は漆をイメージした色で統一しています。岩手の食をテーマとしたデザインです。

キッズ賞

軽米町

工藤 龍輝 様

【受賞者作品説明】

たくさんの食品がこの国からなくなっているので、いっぱい食品をかいて、こんな食品をのこしたらだめだよというふうにつたえたいです。最近食べ物の値上げをテレビで見て、ほかの国からとり入れられなくなっているので、のこさずたべてほしいです。

持ち帰り容器の利用と持ち帰りの注意事項

● 最優秀賞受賞作品デザインのおあげんせバッグを「もったいない・いわて☆食べきり協力店」、「エコ協力店いわて」へ配布し、利用いただく予定としております。
● 利用店舗では、最優秀賞受賞ネーミングを記載したポスター及びステッカーを掲示いたします。
● 国でも、食品ロス削減のため、飲食店での食べ残し持ち帰り行為の新たな名称を「mottECO(もってこ)」と命名し、普及に取り組んでいます。
● 食べ残しの持ち帰りは、お客様の自己責任で行っていただくものです。
持ち帰り後の変質等については、飲食店で責任を負いかねるため、下記の点に注意して行っていただく必要があります。
・匂いや味に異変を感じた場合は食べない。 ・暑い時期や長時間の持ち運びはしない。
・帰宅後できるだけ速やかに食べる。 ・十分に再加熱してから食べる。
・生もの、傷みやすいものの持ち帰らない。 もったいない・いわて☆食べきり協力店 >> エコ協力店いわて >> 店舗用発布ポスター >>    

「ドギーバッグ」はレストランやパーティーでついつい食べきれずに残してしまった料理を持ち帰るための容器のことです。そもそもは、家で待つ愛犬にも分けてあげるためと(言い訳をして)持ち帰ったことから、この名がついたとされ、米国などでは日常的に行われています。

フードロスについて
考えよう

IWATE NO-FOODLOSS project

世界の食品ロスの
現状は?

世界で生産されている食料のうち1/3が捨てられています
世界で見ると、1年間に13億トンもの食品ロスが発生しています。
食品ロスとは「本来ならまだ食べられるのに捨てなければならなかった食料」のことであり、売れ残りや賞味期限切れなど、さまざまな理由で不要なはずの廃棄が行われています。

日本の食品ロスの現状は?

年間約522万トン(令和2年度推計)もの食品が廃棄
日本は食料自給率が高くなく、日々食卓に上がる食料の多くが輸入によるものです。農林水産省が発表している日本の食料自給率は37%(令和2年度)であり、63%の食品を世界から輸入しているにもかかわらず、同時に多くの食品を廃棄しています。

食品ロスを減らすといいことがあるの?

家計の負担が減る

家計の約4分の1を占めると言われている食費。食べ残しを減らして無駄なく食品を使い切ることで、無駄な出費を抑えることができます。

美味しく食べられる

せっかくの食材、だめにして捨てる前に美味しく食べたほうがお得ですね。
捨ててしまいがちな野菜の皮や茎の部分など、実は、工夫次第で美味しく食べられるところもあります。

ごみの量が減る

ごみの中でも特に生ごみは水気を多く含んでいるため、ごみが重くなるだけでなく腐敗や悪臭の原因にもなりがちです。 食品ロスを減らすことで、ごみの量を減らしてゴミ出しの負担も軽減されます。

地球環境に優しい

食品が私たちの手元に届くまで、多くの人の手間やエネルギーがかかっています。それがごみになるということは、作った手間が無駄になるだけでなく、ごみを処分する手間も増えることになります。特に水分を多く含む生ごみは、焼却するのにより多くのエネルギーを消費します。
食品をおいしく無駄なく食べることは、資源を大事に使うのはもちろん、ごみ処理による環境への負荷を軽減することにもつながります。

はじめよう!
食品ロス対策

[買物の際の対策]

買物に出かける前に、
冷蔵庫等の在庫を確認しましょう。
食べきれないほどの食材を
買わないようにしましょう。
ばら売りや量り売り、少量パックなどを利用して
必要な分だけ買うようにしましょう。
すぐに食べる商品は、
賞味期限や消費期限の長い商品ではなく、
陳列順に購入しましょう。

[調理の際の対策]

残っている食材から調理をしましょう。
野菜や果物の皮を厚くむかない。
食材を上手に食べきる。

[普段生活の際の対策]

冷蔵庫の在庫を把握して、
食材を腐らせないよう気をつけましょう。
計画的に献立を立て、食材を使い切りましょう。
作りすぎない、余ったら作り替えるなど、
調理方法を工夫しましょう。

外食産業における
食品ロスの現状は?

食品ロス量
522万トン(令和2年度推計値)のうち、81万トン(16%)が外食産業で発生
世界で見ると、1年間に13億トンもの食品ロスが発生しています。
食品ロスとは「本来ならまだ食べられるのに捨てなければならなかった食料」のことであり、売れ残りや賞味期限切れなど、さまざまな理由で不要なはずの廃棄が行われています。

外食時に実行できる食品ロス対策とは?

食べきれる量を注文し、
提供された料理を食べきるようにしましょう。
宴会の時は、最初と最後に料理を楽しむ時間を設けて
食べ残しを減らしましょう。
料理が残ってしまった場合には、
飲食店の方の説明をよく聞き、
自己責任の範囲で持ち帰りましょう。